給食だよりのネタ切れを防ぐコツ7選

保育園栄養士の仕事

給食だよりを毎月書いていると、「今月は何を書こう・・・」と手が止まる瞬間がありますよね。
季節ネタも書き尽くしたし、栄養の話は難しくすると読まれない。

そんな給食だよりの迷子にならないために、私が実際にしているネタの探し方をまとめました。

1.園で人気のメニューを1つ紹介する

写真がなくても大丈夫です。保護者は、私たちが思っている以上に給食の味が気になっています。

  • 今月園児から好評だったメニュー
  • 新メニューの紹介

など、毎月メニュー紹介を入れると、保護者にも喜ばれます。

えりんぎ
えりんぎ

レシピを書くときは、食材の重さはg表記ではなく1/2本にしたり、調味料も大さじや小さじで表記すると分かりやすいです。

2.日頃の様子を写真で紹介

写真を使って、栄養士目線からの食育の様子や日頃の園児の様子を紹介することです。仕事で忙しい保護者が多いので、文字の多いお便りよりも写真のほうが見てくれます。

吹き出しを使って一言コメント程度で十分伝わります。

えりんぎ
えりんぎ

こどもの顔を写真で使用する場合は、園長に確認をとってから使用するようにしたほうがいいです。NGな家庭もあるので事前に確認を取っておきましょう。

3.時候のあいさつは6年分ストック

お便りに書く最初の文章に悩むこと多いと思います。毎月考えてしまいますよね。

私は、時候のあいさつ文を6年分ストックしています。6年分あれば、0歳入園の保護者も6年間被ることなく読むことができるので、エクセルやワードなどに書き溜めておいて、コピペして今年風にアレンジしながら使用しています。

4.1年を通して、0歳児の食のステップガイドを書く

給食だよりの一部に0歳児の食事の進め方やコツ、ポイントを毎月掲載しています。
これは、毎年内容は固定で載せています。離乳食について悩んでいる保護者は多く、今はネットで情報がすぐに手に入りますが、実際にどういう風にあげればいいのか悩んでいる保護者はとても多いです。

4月 保育園での離乳食の作り方・月齢毎の分量など基本情報について・食材の進め方など

5月 離乳食初期のポイント

6月 離乳食中期のポイント

7月 離乳食後期のポイント

8月 完了食のポイント

9月 おススメの食器紹介

10月 水分補給の重要性についてのお知らせ

11月 1歳からののおやつの紹介やおやつの意味を伝える

12月 基本は薄味を意識することや素材の味を知る時期であることを知らせる

1月 食べる姿勢がすべての基礎になる(意外と知らない保護者が多いのでイラスト付きで説明)

2月 掴む・こぼすは発達の証拠であることを伝える

3月 食事の量は、1食ではなく1日のトータルで考える

このような流れで1年を通して、0歳児クラスに向けた内容を載せています。食事について1番悩む時期でもあるので、毎月のお便りを通して伝えることで、保護者の方にも勉強してもらいながら、不安な気持ちにも寄り添うようなお便りにしています。

5.旬の食材紹介

旬の食材は野菜・魚・果物など沢山あります。旬の食材は栄養価が高く、季節を感じる食育にも繋がります。

◆春(3月~5月)

  • 水分が多くみずみずしい
  • 香りが優しく、子どもが食べやすい
  • 新芽、新物が多く柔らかい触感

春キャベツ・新玉ねぎ・新じゃが・菜の花・アスパラガス・たけのこ・スナップエンドウ・いちご・デコポン・清見オレンジ・鰆

◆夏(6月~8月)

  • 水分、カリウムが多く、暑さ対策や脱水予防に!
  • 香りが強く調味料が少なくても美味しい
  • 食欲が落ちやすい時期にさっぱり食べられる味が多い

きゅうり・トマト・なす・とうもろこし・ゴーヤ・オクラ・枝豆・スイカ・メロン・あじ

◆秋(9月~11月)

  • ほっこりした甘さで子供が食べやすい
  • 食物繊維が豊富で便秘予防に
  • 食欲の秋でしっかり栄養を取りやすい

さつまいも・かぼちゃ・れんこん・人参・キノコ類・里芋・りんご・なし・柿・さんま・鮭

◆冬(12月~3月)

  • 火を通すと甘く、柔らかくなる
  • 体を温める食材が多い
  • ビタミン、ミネラルが豊富で風邪予防に

大根・かぶ・白菜・ほうれん草・小松菜・長ネギ・ブロッコリー・春菊・みかん・りんご・たら・ぶり

6.保護者のよくある悩みにお答え

子供の食の悩みは、保護者にとって大きな不安です。
保育園では栄養士と保護者が話す機会は少なく、保護者の方も日々仕事や家事育児に追われていて、相談する時間がないのが現状です。

悩みの内容は同じ事が多いので、それに答えてあげると安心に繋がります。

◆よくある保護者が抱える悩み

Q 子供が全然野菜を食べてくれない

A 無理強いは絶対にしない!トラウマになって一生食べれなくなる可能性もあります。

  • カレー味やマヨネーズなど子供が好きな味付けにしてあげてみる
  • 星型に型抜きをしてみる
  • 可能なら一緒にプランターで育て収穫したものを食べてみる

Q 全然食べない又はたくさん食べて困っている

A 成長曲線を確かめる。成長曲線の範囲から外れてしまっている場合は、何か病気の原因があるかもしれないので、病院で診てもらうように勧めます。成長曲線の範囲に収まっている場合は特に気にする必要はありません。

Q 便秘が心配です

A 食物繊維と水分をしっかりとっているかの確認をする。
便秘は、食事で治る場合もありますが体質的な所もあるのであまりにひどい場合はお医者さんに相談するようにお願いしています。

Q 甘いものが好きで偏食です

A 甘いものは中毒になり易く一度覚えるともっと食べたくなってしまいます。乳幼児期の捕食には素材を生かしたおやつがおススメです。焼き芋やおにぎり、サンドイッチやバナナなど食事1部であることを忘れないようにしましょう。

えりんぎ
えりんぎ

保護者の方に給食の試食をしてもらう機会があると思いますが、その際にアンケート用紙などで給食の感想と何か悩んでいることを書いてもらうと、実際に何に悩んでいるのかが把握しやすくなります。

7.給食室の裏側の紹介

給食室で普段どの様な衛生管理をしているのか、どんな風に調理しているのかをお知らせするコーナーです。給食を作ったことのない人からすると「給食はただ作って出すだけ」って思いがちなので、裏側の工夫や安全衛生の取り組みを見せると安心感がすごく出ます。

月ごとにテーマを変えて書くことでコラムっぽくするのがおススメです。

  • 写真やイラストを添えて実際に温度を測っている所を見せる
  • 調理器具の消毒風景や野菜の洗い方などの裏側を紹介
  • 調理スタッフの紹介をする
  • お肉、魚などの保管方法

などなど、日ごろ私たちが行っていることを紹介すると保護者にとっては新鮮でより安心して子供を預けられるんじゃないかなと思います。

まとめ

給食だよりは、季節の食材や栄養のこと、給食の工夫、保護者の悩みに寄り添う情報を伝えることが大切です。
今回紹介した7つのコツを意識すれば、毎月の給食だよりもスムーズに作れるし、保護者にも「安心して食べさせられる」と喜んで貰えます。小さな工夫で給食だよりはもっと楽しく、役立つ情報源になりますよ!

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