ここでは、保育園栄養士の仕事を紹介します。
私は、これまで公立保育園3年と私立保育園7年の経験がありますが、栄養士の業務内容に大きな差はないように思います。大きく4つに分けると以下のようになります。
- 献立作成
- 調理業務全般・衛生管理
- 食育活動
- 保護者支援・保育士との連携
保育園栄養士は業務量が多く、体力を使う仕事で大変ですが可愛い子供たちから今日のご飯とても美味しかったよ!おやつ楽しみ!と素直に言ってくれるので、やりがいも感じやすいです。
1日のタイムスケジュール
7:50 厨房準備
早番が1人出勤して、厨房内の準備を始めます。
調理場を拭いてシンクの洗浄、麦茶を沸かす、食材の納品、みそ汁の出汁取り、洗米、野菜の下処理など、朝からフル回転です。
8:30 調理開始
調理職員が全員出勤します。調理員全員で献立やアレルギーの確認を行い、各自持ち場で作業をします。ここでは、野菜のカット、果物のカット、離乳食作り、アレルギー食作りなどを行っていきます。
回転窯や大きな鍋を扱うので家で作るご飯とは違いかなり体力を使います。
10:30 盛り付けと配膳
子供たちに食事を提供する時間が決まっているので、その時間までに盛り付けをします。魚の骨がないかチェックしたり、小さいクラスの子は小さく切ったりするなどの細かい配慮が必要です。
アレルギーの最終チェックも栄養士が責任をもって行います。
11:30 巡回
子供たちが食事している所を見て回ります。大きさや硬さは大丈夫かどうか美味しく食べてくれているか確認します。保育士さんと話せる機会でもあるので積極的にクラスに行ってコミュニケーションをとります。意地悪なことを言ってくる人もいますが笑顔でかわします。
12:00 食事休憩
私の園では職員も給食を頂いていて、彩りや味付けを確認しながら食べます。
12:15 下膳・洗浄
食器の下膳と洗浄をしながら残菜量を把握し記録します。
13:30 事務作業
午後は事務作業の時間です。献立や給食だよりの作成、発注作業、納品書の金額計算などを行います。定期的に会議が休みがいる場合はおやつ作りに入ります。食育活動で調理保育や栄養の話をすることもあります。
15:10 次の日の献立確認と休憩
翌日の献立確認をして、今日の献立の反省会を行います。献立の反省では作業同線はどうだったか?味付けや量は適正だったか?などの反省をします。
反省会が終わり次第休憩に入ります。休憩時間は調理員や栄養士と雑談をしたり仮眠をとったりして自由に過ごしています。
15:40 おやつ下膳・洗浄
最後におやつの下膳と洗浄をして、ごみ捨てや床掃除、戸締りをします。
16:05 早番退勤
16:45 普通番退勤
栄養士の役割
★会議
2か月に1度夕方に会議があり、そこでは職員全員で情報を共有します。給食室の代表として栄養士が発言するので、事前に話す内容をまとめておく必要があります。
★食育活動
クラスの保育士と連携をとって年齢に合わせた食育活動を行います。
3歳
・丸い形でおにぎり作り・パンにジャムをぬる
4歳
・三角おにぎり作り・きゅうりの塩もみでサラダ作り
5歳
・具入り三角おにぎり作り・型抜きクッキー・ピザ作り・包丁を使って野菜切り・三食食品群についての栄養のお話
子供に分かりやすく話すのは最初難しいと感じますが、段々慣れていきます。
★保護者支援・地域支援活動
年に何回か懇談会が行われます。試食を用意したりレシピの配布をしたりして、保護者の前で給食について話すことがあります。
子供の離乳食やアレルギーについての悩み相談にのることもあるので、日々の勉強は必要です。
他にも、地域支援の一環で保育園近くに住んでいる親子を対象に栄養相談会もあります。
★研修会・勉強会の参加
保育園の栄養士向けに沢山の研修や勉強会が開催されているので、年に数回参加します。他園の栄養士さんとの交流や意見交換ができるので、日々孤独に感じやすい栄養士もこういった場所で情報共有ができます。
メリット・デメリット
メリット
- 0歳から6歳までの子供の成長を間近で見ることができる
- 料理やお菓子作りが得意になる
- 仕事で様々な料理を作るので、夜ご飯の献立に悩まなくなる
- 自分の子供の食事についての悩みがない
- 自分に対しても健康的な体づくりを意識するようになる
- 女性の職場なので、妊娠・出産・育児の面での理解がある
デメリット
- 立ち仕事、力仕事なので体力の面での大変さがある
- 女性が多い職場なので人間関係が大変に思うときがある
- 給食室は狭い環境なので、人間関係のトラブルで悩むことが多い。
- 調理員と保育士の板挟みになり悩むことが多い
- 栄養士が1人の場合孤独に感じやすく相談できる人が少ない


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